古川の夏には欠かせない道具

柄杓

夏場に打ち水をするために使われている柄杓。古川の日常の中によく登場しています。

飛騨古川では夏になると大きな柄杓を片手に、打ち水をしている人々を見かけます。打ち水には、その場の熱量を下げる効果があり、さらには、場を清める神道的な意味合いがあります。玄関先などへの打ち水は来客への心遣いの1つでもあるといわれます。今では、地球温暖化の意識が高まり、都市部でも夏に打ち水イベントをやっているようですが、古川の住民にとって、昔から夏の打ち水は毎日の習慣です。

柄杓は水を汲む用具として昔から使われてきました。へこんだ所に精霊が宿ると考えられ、聖なる容器として特別に扱われることもありました。

都市部では、生活道具として利用することは少なくなった柄杓ですが、飛騨では、打ち水の他、湧水を汲むために置いてあったりと、今でも身近な道具です。


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