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日本の文化の象徴として、祭りや行事などの習わしがあります。それは長い年月を経て受け継がれたもので、行われる時期、方法など全てに生活の知恵が凝縮されています。現代ではイベント化された行事も多いですが、元々の意味合いを保ったまま行われているものも残っています。また、田舎では毎日の生活習慣の中で培っている行いもあります。これらは観光では見ることはできず、現地に住んで、地域の人々とのふれあいの中で見えてくるものがほとんどです。ここではこのような生活に密着した習わしをピックアップしていきます。

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  • 神様をお迎えするために
    神様をお迎えするために

    年に一度、祭の日には、神様を町にお迎えする大事な大事な日。各家庭では神様をお迎えするための準備がいろいろあります。 まずは家の中は、大掃除、障子の張り替えの他、お客を迎えるため普段は使用しない建具に変えたり(たとえば春慶塗の建具)、屏風をそろえます。 また、例祭に着用する紋付羽織袴・裃の着物、お客用の座布団、ご馳走を盛り付ける丼や皿の器にお膳など道具を土蔵から出して準備にとりかかります。


  • 古川に春を呼ぶ~ 抽選祭からはじまる古川祭
    古川に春を呼ぶ~ 抽選祭からはじまる古川祭

    飛騨古川ではまだ雪の残る毎年3月の第一日曜日、気多若宮神社で厳粛に執り行われる「くじびき」があります。それが古川祭の抽選祭。古川祭が行われる古川町内は、青龍組、白虎組、朱雀組、玄武組に4つの組に分けられていますが、毎年このうちの一組が起し太鼓(古川祭のメインアトラクション)を執りしきる「起し太鼓主事」となり、起し太鼓のルートから配役まであらゆることを決めていきます。


  • おせち料理は大晦日に?
    おせち料理は大晦日に?

    年末年始の過ごし方は地方によって様々ですが、飛騨ではお正月に「おせち料理」を食べる代わりに「としとり」(年取り)といって大晦日にごっつぉ(ごちそう)をいただきます。 

    遠方からも家族全員が集まり、家族やご先祖様に一年間のお礼と感謝の気持ちを表し、その年一番のご馳走をいただくのです。


  • 秋葉さま参り
    秋葉さま参り

    飛騨の町を歩いていると至る所で社を見かけます。そのほとんどが秋葉神社です。ここ飛騨では、親しみと尊崇の気持ちを込めて「秋葉さま」と呼んでいます。 飛騨高山は、享保20年(1735年)頃、大火に見舞われ、当時の人々が防火対策と共に「火の用心」の意識付けを行いました。この際に火の用心への祈りと戒めとして秋葉さまが祀られるようになったそうです。町が全滅するほどの大火を含め、100戸以上の家屋が焼失した火災が10数件起きましたが、秋葉さまの祠だけは焼け残った例がたくさんあり、信仰が厚くなったようです。現在でも、火災予防や家内安全を願って防災の神として秋葉さまを信仰しています。


  • 迫力満点の獅子舞
    迫力満点の獅子舞

    金蔵獅子は、村を乱す悪い獅子を男神と女神が懲らしめるという物語を勇壮活発な踊りで表現したものです。毎年、9月中旬に高山市国府町に400年ほど前から伝わり、加茂神社、諏訪神社で奉納されています。


  • 昔ながらの天気予報
    昔ながらの天気予報

    神岡町山之村地区では、「寒だめ」と呼ばれる地域独自の天気予報法があります。農家にとってはその年の天気は非常に重要なので、たとえば、田植え時期を知るためや、あるいは今年の夏は雨が多いか少ないかなどを占うのです。ちなみに「寒だめ」は、「勘試し」の略だそうです。


  • 虫供養の秘密
    虫供養の秘密

    飛騨の農村地域では、秋になると「虫供養」と呼ばれる祈りが行われます。 「虫供養」とは、農作業中に殺してしまった虫の魂を供養し、豊作をお祈りすることです。都会ではあまり知られていませんが、毎年秋に全国各地の農村地域で行われています。


  • 古民家に息を吹き込むボランティア活動
    古民家に息を吹き込むボランティア活動

    飛騨地域は、大和時代から「飛騨の匠」といわれる腕の良い大工がいることで知られています。また質の良い木材も豊富であったことから、立派な梁や柱のある民家が造られてきました。現在でも築100年以上の民家が多く残っています。


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